経済の面白さが分かる・おすすめ漫画・インベスターZについて
こんばんはー。なにげに株式とか仮想通貨にも投資しているイチローです。
今日はおすすめマンガ「インベスターZ」について紹介してみたいと思います。
イチローは自分の選好を明確に把握していたいと思ってこのブログを書いているんですよね。
そうすれば必要最低限の仕事量で、最大限に遊びまくることが可能になると思っていて。
そのために自分で動くことのほかに、資産とか文章に働いてもらう選択肢を無視したくないな。と。
そんでね。今回おすすめする「インベスターZ」はね。投資の勉強にぴったりなんですよ。
イチローは経済とか全然興味なくて疎かったんだけど、マンガっていろいろな情報がスルッスル入ってきてすごい。
これからも勉強はマンガでしたい。夏休みに飲むポカリのように知識を取り込みたい。ゴックゴク飲み込みたい。
まぁそんなわけで今日もなんとなくお付き合いください。マンガ「インベスターZ」の話。

『インベスターZ』は、三田紀房による日本の漫画。『モーニング』(講談社)にて2013年28号から2017年29号まで連載。投資をテーマにした作品で、実在の人物や、『エンゼルバンク-ドラゴン桜外伝-』や『マネーの拳』の登場人物も登場する。
wikipediaより
インベスターZのあらすじ・主要登場人物たち
まず最初に物語中の主要な登場人物を簡単に紹介していこうと思います。いかほど〜
「お金」が主要テーマの作品なので出てくる人たちはお金持ちの割合が多いですね。どんだけぇ〜
その中で実在する人物が出てくるのがこのマンガの面白いところ。やりらふぃ〜
実在の人物紹介は後半でするとして…まずは主人公の「財前 孝史」から紹介してみます。ちょっちゅね〜
主人公・財前 孝史

『インベスターZ』の【Z】はこの財前の頭文字をとったもの。
投資部初代主将の曽孫。運用資金のうち100億円を任されている。
インベスターZは、北海道の中高一貫校の道塾学園が舞台。
その学園はなんと生徒自らが学園の運営資金を調達している、ブラックベンチャーみたいな学校だった。
その資金運営の母体「投資部」が組織されたのは130年前。
優秀な資金運営で、生徒たちに学費の免除などの恩恵を与えている。おったまげである。
その「投資部」は毎年、入学生の首席入学の中学1年生が強制的に入部するという習わしになっていて、主人公の財前孝史も中学入学と同時に投資部に籍を置くことになります。
6人いる投資部メンバーの中でも孝史はすぐに投資家としての頭角を現し高い利回り実績を積み上げていくのだが…
投資部キャプテン・神代 圭介

高校3年生であり主将。運用資金は1500億円。
スポーツはテニスの壁打ちを日に1,2時間している。
1500億円というケタ違いの額を運用しつつ部内でトップの利回りを誇る天才キャプテン「神代 圭介」です。
この天才キャプテンから財前は多くの投資哲学を吸収して成長していく。儲けすぎててちょっと引く。
神代の取引の哲学は実際のトレードの中でも参考すべき点が非常に多く、その精神を実際の株取引などで参考にしている読者も多そう。
物語後半では東大に合格しながらも、オックスフォード大学へ入学するために退学を公言する。
ローランド様ばりに、天才ならではの道を切り開いていくトンデモ部長です。
女子投資家・藤田 美雪

中学1年生。道塾学園創設者である藤田金七の玄孫。
財前と同じ中学1年生でありながらすでに2000万円を運用する「藤田 美雪」です。
桂蔭学園というお嬢様学校に通っていて、そこで女子だけの投資部を立ち上げる行動派。株ガール。
財前とは過去の財前家と藤田家の遺恨の中で敵対する場面も多く見られますが、物語後半では実力を認めるているような描写も。
あるいはMK5なのかもしれない。ごめんごめん。嘘ついた。ロマンスの類。このマンガ一切ない。
若き天才・藤田 慎司

藤田美雪の兄。登場当時はアメリカ在住の高校2年生。
幼い時から投資手法の手ほどきを受けており資産は1億円を超える。
主人公のライバルとして立ちふさがる道塾学園創始者である金七の子孫「藤田慎司」です。
精密機械のように、いついかなる時も冷静沈着にトレードを行う青年投資家。ピッチャーで言えば小宮山もしくは北別府。
戦前に起きた財前家と藤田家の遺恨などを理由に、道塾学園投資部の存続をかけた財前と慎司の3本勝負が物語のクライマックスとして描かれています。
最終的にパネルでポンみたいな構成のバラエティ番組みたいになっててちょっと笑った。
藤田家当主・藤田 繁富

道塾学園創設者藤田金七の孫であり藤田家現当主。
慎司と美雪のおじいさんで藤田家の当主の「藤田 繁富」です。
慎司の投資の才能を見抜き藤田家の跡取りとして任命。ルパン三世のTVスペシャルの犯人くらい意外性のない跡取り。
自身の祖父である金七を騙し太平洋戦争の引き金を引いた財前龍五郎の面影を孝史に重ねている。1993?これは恋?
財前の血を恐れ警戒し、真司と孝史の痴話げんかを両家の代理戦争として取り扱ってしまう迷惑じじい。つらたん。
インベスターZの魅力について考察
ここからはインベスターZというマンガがなぜこんなにもイチローの心を掴むのか。その理由を探っていこうと思います。
いちいち理由付けして自分の感情の説明をすることが好きなこじらせボーイ。イチロー。泣ける。
投資のためのマンガ解説書とは魅力度が段違いの作品なので、この思いがひとりでも多くの人に伝わればいいなと思う。
イチローは、誰かを満足させるとか社会の需要に応えるとかそういうことがなんだかうまく出来そうにない。
最高の作品みたいなのも先輩たちのやってるやつでいいと、そう考えている。
だから単純に、自分がいいと思ったものについて、日々書いている。ただそれだけなのだ。
魅力1・なんだか大儲け出来そうな気がする

株取引・・FXトレード・・
どれだけ大人ぶってカッコつけても結局はそのどれもがギャンブルなのである
最初の理由はズバリ「なんか儲かりそうだから」ですね。これはデカい。
なんだか儲かりそうな気がする〜…あると思います。
儲かるのかい!儲からないのかい!…もーうかっるッッ!!
まだまだいくらでも書けそうな気がしてくるけど、離脱率がやばい。このへんにしておく。ちっくしょー!!
このマンガは頭脳明晰な登場人物たちがそれぞれの哲学を持って投資に励んでいる物語。
読者としては「真似すれば儲かるかも」って考えてしまうのはあまりにも自然な流れだと感じる。

実際に四季報とかでも、この漫画はビギナーから中級者までの層に役に立つって書いてあった。
作者の三田紀房さんは投資セミナーで講演したりもしてる。これはほんとに儲かりそう。ゴクリ。
この漫画を読んで投資を始めた人もいるだろうし、実際に投資をしていた人でもこのマンガで気付きを得た人も多そう。
要は普通にタメになっちゃうおもしろマンガってこと。経済学を敬遠してきた人ほど読んでほしい。
マネーリテラシーがボラほどのスペックしかないイチローが、キンメダイ級になる為の第一歩。それがインベスターZ。
魅力2・歴史を経済の角度から学べる

お金って誰が発明したの?・・
日本はなぜ植民地にならなかった?・・
原爆が落とされた時も株取引は行われていた?・・
学校の授業では教えてくれない日本の歴史を経済の角度から知ることができるのだ
次の理由は「歴史を経済の角度から学べる」です。イチローは歴史も苦手だった。この漫画に高校生の時出会いたかった。
勉強耳でいると歴史って暗記が多くて苦痛なんですが、インベスターZは誰もが興味のある「日本円」に絡めて歴史を紐解いてくれる。
サクサク脳内にインプットされていく。おっとっとレベルで入ってくる。ベビースターラーメンでもいい。
時に「経済視点からの戦争」の話題が多く出てくるので、そのへんは非常に考えさせられるものがあった。
戦争をすることで株価が上がっていくなんて素直に驚いた。世の中には俺の知らんことばかりだ。
おっとっとを食べ散らかしながら、地獄のようなPDCAを回している人間はなんとも罪深い生き物である。

2020年9月現在の世界経済の状況もコロナの影響があるにも関わらず全世界で株高状態が続いている。
よく「株価の実態経済からの剥離」なんて言われるけれど、インベスターZを読むと「株価は実態経済を表すものじゃない」っていう理屈が分かってくる。
株価の話の時、具体的な銘柄がちゃんと出てくるのもさすがって感じ。
歴史に裏付けられた角度からの話が多いから、ひとつひとつのセリフが持つ説得力がすごいのだ。
魅力3・実在する成功者たちが登場する


実社会において成功を収めた起業家たちの声が聞ける漫画は非常に貴重だと言える
特にメディア露出の少ない人物は話題になった
インベスターZの面白い理由の3つ目は「実在する起業家の登場」です。
特にホリエモンなんかは作品を通じて何度も登場。そのたびに財前たちに独自の投資哲学を披露している。
そのほか、写真にもあったユーグレナの出雲社長やDMMの亀山社長なんかも続々登場。
マンガの中で自分の成功体験や苦労話を聞かせてくれる。こいつはムネアツおもしろい。


基本的にどの話も財前世代の中学生などの目線に合わせて自分の考えを説明してくれるから非常に分かりやすい。
簡潔な言葉と内容で、起業家にとって大切なことを学ぶことができる。
マンガとはいえ実際に会社を経営して成功している人たちの言葉ってのは重みがある。
どんな言葉か?ってことよりも誰が言ってるのか?ってことの方が情報って重要なのかもしれない。
主要なものはこの記事の最後の方で名言集として紹介してみたいと思う。
魅力4・実際の株取引でも通用する知識が得られる


実際に株式に投資したことある人やFXトレードを体験したことがある人なら思わず頷いてしまうだろう
インベスターが面白い理由の4つ目は「実際の株取引に通用する知識を得られる」ってことにしてみる。
主人公である財前は道塾学園に入学して初めて「株取引の世界」を知ることになります。
つまり読者自身が主人公目線で、市場の基本や株取引の基礎を学ぶことができる。
こりゃとんでもねぇ…めっそうもねぇことです…ありがたやありがたや…俺の中の農民がつぶやいている。
それと同時に、中級者には退屈なマンガなんじゃないの?って人たちの心の声も聞こえてくる。


それでも株取引の世界を極めたという人はそういないだろうし、このあと紹介する作品内の名言なんかで感銘を受けた投資家たちも大勢いると考える。
トレーダーの中にもファンダメンタルとかテクニカルみたいなものを分かったつもりでいる人って多いし。(俺も)
そんなこんなを楽しみながら学び直せるって、けっこうすごいことだよね。
まぁ企業の研究に終わりなんてないし、マンガだと勉強って感じがしなくて息抜きにちょうどいいですよ。
ビギナーだけじゃなくて、中級者以上にもぜひおすすめしておきます。


インベスターZ名言集・考察・まとめ
最後は「インベスターZ名言集」でーす。イチローの独断と偏見でーす。
このマンガに出てくるキャラクターたちの格言には、考えさせられる名言が多い。刺さる刺さる。ロンギヌス。
その中でもイチローの印象に残った言葉たちを簡単にササッと紹介していこうと思います。
間髪入れずに、名言。見極めてみました。その選球眼。ペタジーニ並み。(イチローじゃないんかーい)
神城くんの名言


投資部キャプテンの神代くんは、序盤で出てくる財前の前に立ちはだかる壁。
そのためいい〜感じの格言がめちゃめちゃ多いのです。ぐっさぐさ。グングニル。
「投資はギャンブル」って言い切って1500億円動かしてれば、そりゃ名言も飛び出ますわ。


美雪ちゃんの名言


「男は金よ」………!!!なんと耳が痛い言葉でしょう。全イチローが泣いてる。
ロンギヌスとかグングニルとかどうでもいい。これはただの鋭利な刃物。通り魔。こわいわ。
女の子目線でお金を語る美雪ちゃんの言葉には、なんだか不思議なリアリティを感じてしまう。
女の子ほど起業家になった方が良いなどのセリフも作中に出てくるので、独立や起業を考えている女子たちにとって響く名言が多いかもしれない。
財前龍五郎の名言


孝史の曽祖父である財前龍五郎の名言です。
戦前当時は「投資の天才」とまで呼ばれていて実質的な道塾学園の資金運営を行なっていました。
ちなみに道塾学園投資部を130年前に立ち上げたのはこの龍五郎。
冷徹な感じがするけれど、大金を運用するってのは理論的に動ける人間じゃないと難しいってことが分かってくる。
イチローはすぐ感情過多になるし、人に流されやすい性質も持ち合わせている。投資。向いてない。あちゃちゃである。
ホリエモンの名言


お待ちかね。ホリエモンの名言ですね。っていうか似てる〜。
ホリエモンらしい「行動力」に関する名言多い印象。
いかにフットワークの軽さってもんが起業家として大切な要素かを教えてくれる。
作中ではホリエモンに拒否反応を示すキャラクターも登場。そんなところもなんだかとってもリアリティがある。
エキセントリックな発想はなかなか常人には理解され難い。このマンガを読んでいるとそれがよくわかる。
財前孝史の名言


「たかが金」中学1年生の言葉とは思えん。もはや完全感覚dreamerになってしまった孝史の名言集。
財前龍五郎の再来と言われる孝史の言葉には、なんだか投資の天才っぽい名言が多い。よくわからんけど。
初心者なのになぜが失敗するイメージを描かない。成功するイメージだけを持って邁進する孝史。
その姿は神代曰く「成功する人間の典型的なタイプ」。いつだってポジティブにいないとチャンスはやってこない。
とはいえ自分の適正な投資額を超えて、よこしまな気持ちをDancin’in the sunさせてはいけない。
こんなポジティブな名言を聞くと、イチローの中の野蛮な太陽が暴れだしちまう。いかんいかん。
みなさんも自分の欲望を押さえつけつつ、自分の身の丈にあった投資額で運用していきましょうね。
今日も最後まで読んでもらってありがとうございました。おやすみなさい。


コメント