長州力と黄色い帽子のおじさんをキレさせたら大したもんだよ・被害額とジョージ考察
こんばんは。黄色い帽子のおじさんのような広い心を持ちたいと思っているイチローです。
今日はウチの子も大好きな「おさるのジョージ」について。
見ていてね。なんかね。イタズラの損害金額が気になったのでね。考察してみようと思います。
ひどいんですこれが。いくらサルでもやっていいことと悪いことあるやろうも。
その所業。全て財布にストレートな打撃がくるタイプのイタズラばかり。一緒に住む自信ないわ。
今日はそんな、マックのハッピーセットでおなじみの困った小ザルちゃんのお話です。

『ひとまねこざる』(原題:Curious George)は、ハンス・アウグスト・レイとマーグレット・レイの夫妻による絵本のシリーズである。
Wikipediaより
「このタイプの取っ手良いなぁ…」マックのおもちゃにもなった・ドーナッツ100ダース事件

ゼロを手にしたお前は強く・・・
際どい視線を振り切れなかったジョージ宅に100ダースもの大量ドーナッツが運び込まれる。
まず最初のエピソードは『ドーナッツ100ダース事件』です。
「土曜の朝はなんだかドーナッツが食べたくなるなぁ…」これが悪夢の始まり。
ジョージとおじさんは起き抜けにドーナッツが食べたくなり、ジョージがおつかいを任されます。
絶対におさるに与えちゃいけないソリューション。おさる。おつかい。ダメ。ぜったい。

当初の予定は1ダースの購入予定だったのが「もっと食べたい・・・」と欲を出すジョージ。
教わったばかりの数字「0」を追加して注文書をドーナッツおばさんに渡してしまいます。
積み上げられるドーナッツの箱にジョージは恐怖を覚えなんと住所を知られないように逃走を図ります。モラル…
しかし結局自室に100ダースものドーナッツが納品されてしまい、おじさんにバレないように1200個ものドーナッツを隠そうとする。モラルよ…
クリスピークリームドーナツで12個入りが2000円だから……推定損害額は「200000円」ですね!

1200個のドーナツはおじさんの計らいにより街のみんなに配られたのであった
「言ったけ?新しいカーペット買ったって!」証拠隠滅のために部屋を水浸し事件

新しいカーペットの上ではしゃぐジョージ
「ふうっ!!喉が渇いた・・」そんな時はグレープジュースに限るのである・・・
これもイタズラ隠蔽工作が完全に裏目に出るジョージのエピソード『ポンプは重い事件』です。
ジョージとおじさんはある日、田舎の別荘に新しいカーペットを買って帰ります。
「うーん…いいカーペットだ!」満足げな黄色いおじさんとは裏腹に、なんだか死の匂いが漂ってくる不思議!

カーペットの写真を撮ろうと写真の電池を買いにおじさんはジョージを1人置いて買い物に出かけます。
ジョージはさっそくカーペットにグレープジュースをぶちまけます。完全なる浪川さん。
そこまでならまだ良かったのですが、こぼしたシミを消そうと必死になるこざるちゃん。
洗剤をこれでもかと直接ぶっかけ部屋の中に放水。一軒家に大洪水をお見舞いします。
なぜか最終的に乳牛を部屋に放牧するというおまけ付き。さすがのおじさんもこの回はブチギレしてた。
濡れた廃材の処理代で300000円・乾燥費用で500000円・床の張替えで1000000円・推定損害額は「1800000円」ですね!

黄色いおじさんもさすがに怒っていました。
リンゴは全て俺のもの!!農場のリンゴ全破壊事件

レンキンスさんの農園でリンゴを収穫するジョージ
このスイッチなんだろう??ウホホホホ・・・
次は農場経営者であるレンキンスさんのリンゴを亡き者にする『農場リンゴ全破壊事件』です。
ある日、田舎の別荘の近所に住んでいるレンキンスさんの農場でリンゴ収穫のお手伝いをすることになります。
おじいちゃん×右折=デンジャラス。おさる×りんご=大爆発。である。

収穫がひと段落したところで収穫庫の中にある大きな機会に興味を持つジョージ。
「スイッチオンウホ!!」一切の躊躇を挟まずに大型の機械のスイッチを入れる悪魔の所業。
大きな音を立てて次々と大量のリンゴがすり潰されていきます。その機械はりんごジュース製造機であった。
ダダ漏れになるりんごジュースをジョージは自分の口で受け止めます。
「美味しいウホねぇ…」途中からビンを見つけて詰めていきますがもはや衛生的観点から見て売り物にはなりません。
2ℓほどのビンが20本ほどと、こぼした分でリンゴ400個分として、農場のリンゴが青森産の高級品種「蜜王」と仮定。
400円×400個で推定損害額は「160000円」ですね!

最後はみんなに褒められるエンドなのだが損害は損害なのだ。
「あいつには2倍出しても良いと思うね…」俺の認めたバナナ以外は出さねぇ!!商品バナナ食いまくり事件

雑貨店のお手伝いをするジョージ
甘いバナナをくれと客に言われて商品を全て味見しだす
次はおしごと、おしごと、と称して店のバナナを喰らい尽くす『商品バナナ食いまくり事件』です。
ある日ジョージは新しいおもちゃを買うことを黄色いおじさんに拒否されて、雑貨店でアルバイトをすることにします。
いや。だから。ね。おさるに絶対与えちゃいけないソリューション。みんな与えすぎ。
猫にマタタビ。おさるにバナナ。板東英二にゆでたまご。

そこで客に「1番甘いバナナをくれ」と言われて迷った挙句、陳列されているバナナを食べ始めるジョージ。
結局最後に残ったバナナが1番甘かったぜ!!と客に渡して「ふぅ…おしごとも楽じゃないぜ…」いやいやいや!ww
ユニークなサービスをする店だな……アメリカ人もビックリです。
店の商品を味見しちゃうのもすごいけど、食いかけのバナナを客に売りつけるのも罪深い。
フィリピン産の最高級バナナ「甘熟王ゴールドプレミアム」が20房だったと仮定。
推定損害額は「50000円」ですね!

トイレットペーパーも犠牲になるのでもっと被害は大きかったかもしれない。
ヒャハー!!全ての水場は俺が詰まらせてやる…お願いアーガーさん事件

おさるのジョージは水道屋さんが大好き
お風呂を詰まらせ食洗機を詰まらせるその手口はまさに外道
最後も悪質な「水系」のイタズラ。『お願いアーガーさん事件』です。
サルと呼ばれた男。豊臣秀吉ばりにマンションを水責めする、まさにデビルモンキー。
ある日、いつものようにお風呂で遊ぶジョージ。
「ふぅ…ここのおもちゃにも飽きたな…よしネジやおはじきを流してみるウホよ!!」
当然のごとくつまる排水溝。人はみな、このようにして暮らしの知恵を得るのじゃ…イチローの心はすでにじっちゃの領域。

水道屋さんのアーガーさんによって排水溝のつまりは解消された。
しかし本当の悪夢はこれからだった。エクソシストばりに終わらない悪夢。
その後、食器洗浄機に残飯をブッ込んでまたもや排水溝を詰まらせる鬼畜な行動を見せるジョージ。
「アーガーさんの手順を見てたから自分で直せるウホよ!!」
今度は自分で水道工事を試みるジョージ。正気かッッ…?ディストピアで懺悔する科学者の発想だよそれ。
マンション地下の水道の元栓を開け閉めしてしている間に自分の部屋の水道を開け放っていたことを忘れます。
ベランダから滝のように溢れ出る水。さすがの黄色のおじさんも真っ青。
ジョージ達の住むマンションは7階建。
部屋自体は5・6階のはずだから下の部屋全部に1000000円づづ損害賠償を払ったと仮定。
推定損害額は「5000000円」ですね!

地下も水浸しにしてしまったので物件の持ち主からも賠償請求があるかもしれない。
まとめ・黄色いおじさんって何者??学ぶべき子育て術とは
さて今日は「おさるのジョージ」のイタズラについてまとめてきました。
最後にこれだけのイタズラを許してジョージと人生を共にしている「黄色いおじさん」についてちょっと触れてみようと思います。
このおじさんじゃなければジョージと一緒には居られない。無理無理無理無理ぃぃぃ……
職業はアニメを見ている限りだと博物館の学芸員っぽいのですが大して働いてなさそうなのでおそらく非正規の雇用ぽい。
しかし生活ぶりは服そのもののように派手でスポーツカーを乗り回し、都心のドアマン付きのマンションに住んでいて、さらには田舎に別荘を持っています。
なにそれ?どゆこと?なんかこわい。

しかしこの謎のおじさんのジョージに対する教育的姿勢には見習う点が多くあるんです。
とんでもねぇ失敗をジョージがしでかしても「なぜダメなのか根気よく説明」して「どうすれば良いのかを諭すように説明」する。
基本的に小さいおサルのことを信頼している黄色いおじさんはいつでもジョージにチャレンジを促し、
それにジョージは自分なりの考え方で取り組んでいく「親子としての理想的な関係」を垣間見ることができます。
その結果が書いてきたようなトラブルの連続なんだけれども…親目線だと見習う部分は多くありそう。
こんなふうな広い心で育児してみたいものですな〜……(とおい目)
今日も最後まで読んでもらってありがとうございました。おやすみなさい。


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