日本の首相が代わった。らしい。
僕はあんまりテレビを見ない。というかチャンネルの選択権が無い。
テレビや雑誌を見ると本来の金銭感覚や倫理観が攻撃されて自分がぼやけるからあんまり見たくないと思っているけど、
なければないでちょっと考えものかもしれない。
一応社会人として時事問題に関しては最低限の自分の考えを持っていたいけれど、たまたま忙しい日が重なったりその時ハマっている趣味(今はイラスト)に夢中になっている間に、今回みたいなことになったりする。
自分の主な情報源は基本的に書籍だったり、友人との雑談のことが多い。
そのあとその情報の信ぴょう性を調べて、脳内会議にかけてようやく自我としての考えが確立したりするので、トレンディな男にはこの先もなれそうにない。

コロナの情報や検察庁法改正案を教えてくれた人、どうもありがとう。
執筆のアウトソーシングをしていて1番しんどかったのが、鮮度が重視される内容の記事の作成だった。
締め切りが決まっている作業はそれだけでもプレッシャーなのに、先端の話題の情報は内容も薄いしソースも怪しい。
煮詰める時間も無くて、なんだかレトルト感が否めない記事になっていたりした。これはソースにかかっていていわゆるひとつのダブルミーニングだ。
さらに言えば、自分で完成形だと思っていた記事の加筆を求められる点なんかも個人的には結構ストレスだった。
文字数は記事の内容の良し悪しに関連が無いと感じる。(SEO的には多い方がいいんだろうけど)
僕はどの分野においても多作なタイプではないし、簡単に気がそれる人間でかなり飽きっぽい。
まとまった文章だって気分が乗らなきゃ全然進まないので、記事を作って売りきるという形が向いていないと感じた。
何にでもリミットがあって、僕がこの世に残せる文章だってあと何文字かはきっと多分、残念だけど決まっている。
そーゆーものがどこかに行ってしまったり一瞬で消費されるのは、なんだか少しさみしいでしょう?
後悔しない生き方・文章を書く意味
何にでもリミットはあると書いたけど、それは人はみんな必ず死ぬというのがその理由。
残念だけどこの法則の例外は現在まで報告されていない。キリストは復活したが僕は無宗教でふ。

リミットと言えば最近よく使っていたご飯屋さんとか、友達のお店とかがドンドン無くなってしまって、本当にツラかった。
自分のお店を持つこと・そのお店を畳むこと・その時の気持ちや実際の状況。
そんな色々は僕の理解の外にあることで、そのような境遇の友達にどんな言葉をかけたらいいのかも全然分からない。
建前とか意味を超えて、何が言えるんだろう、分からない、全然分からない。
最近そんなことが多くて、自分の語彙力の無さというか想像力のしょぼさに苛立つことが増えた。
さみしい・残念・ありがとう・ごめんね。
全部ちょっと違くて、僕が感じたのは後悔の念が大きい。
お店が開いていた昨日までの時間に、僕はどうして持っている敬意を払って少しの恩を返すことが出来なかったんだろう。
うまくもまずくもないチェーン店に入り浸って、大して欲しくもないコンビニの新製品をなんとなく買って、それで友達のお店が無くなった時に「さみしい」なんてどの口が言うんだろう。
自分自身に対しての失望が大きいが、それでもこのままではいけないと感じる。
そしてそんな色々も全部忘れてしまえる自分という存在が憎らしい。
アウトプットしない気持ち・知識は残りづらい。
イチローは後悔しないために文章を書く。
いつか本当に知性や想像力を手にできる日が来るといいなと思う。
文章を書く事で得られる収入について
ってことで、今日はその文章を書くという行為を金銭変換する方法を考えてみる。
単純に文章を書くって楽しいしね。
ここで紹介する方法は基本的に個人ブログなどで金銭変換する方法なので、やろうと思えば誰でも出来るはず。
ここで紹介するのはあくまで入り口なので「出来そう・やってみたい・自分に合ってる」ってなったら詳しいサイトがゴロゴロしてるので調べてみて下さいませ。
記事広告
自分で個人ブログをやっていて、フォロワーの多いSNSのアカウントを持っている人とか各業界で著名な人なんかは「記事広告」が向いていると思う。
この後紹介するアフィリエイトが記事を書いてからの「出来高制」なのに対して、「記事自体にお金が支払われる」のが記事広告。
「2万円払うんであなたのブログでこんな記事書いて下さい」みたいな感じ。
なのでそもそも依頼がないとこの金銭変換は行えない。
webメディアとかで記事を自分名義で書いていたり、SNSでたくさんフォロワーがいる人とかは、特化ブログを連動させればわりかしすぐにクライアントを見つけることが出来るはず。
ただ、記事のテーマがすでに決まっているので企業理念とかコンセプトに賛同出来なければかなり「仕事」としての側面が強くなってしまう。
そういった意味では今回のブログテーマに合ってないかもしれない。
アフィリエイト
広告募集中の商品やサービスはたくさんある。
その商材の記事を書いて売り上げた金額に応じて執筆者が報酬を受け取るのがアフィリエイト。
結構世の中では「インターネットの悪」として扱われることが多い稼ぎ方だけど、自分が本当に勧めたい商品をがあってそれが世の中のためになるなら、これほどクリーンな稼ぎ方はないと思う。
稼げるような記事を書くための文章能力と、アクセスを呼べる集客力が必要になるけれど、売り上げが出る記事を書けたら、向こう数年は続けて稼いでくれるので遊んで暮らしたい人向けかも。
ただ検索エンジンの仕様変更によってアクセスが減ったりするので、遊んで暮らすためにはコンスタントに良質でトレンドを掴んだ記事を量産する必要がある。
とはいえ自分の好みに合っている商品記事だったら遊び感覚でやれるので、マネタイズは二の次くらいで趣味として結構オススメ。
原稿料
ランサーズとかのクラウドソーシングサービスで「10000文字で10000円」みたいな形でテキストを要求され、納品後受け取るのが原稿料。
特に実績のない素人ライターだと1文字0.5円単価でもらえれば御の字って感じなので、仕事感は強めかもしれない。量は調整しやすいので暇な時にやればいいんだけど。
発注の際にクライアント側が執筆者の文章能力を測るために個人ブログを参考にしたりするので、なんにしても自分のブログがあると仕事探しの際に手っ取り早いです。
しかもブログを見てもらえるということは、文章のカラー以上に執筆者の好みも分かってもらえるので、個人の嗜好に近い発注がもらえる可能性が高くなるメリットもあるし、そもそもブログから発注が来たりもする。
音楽系とか楽器系のニッチな記事だと専門知識が必要になり競争率が極端に低いので、僕らみたいな人種はその辺を狙ったりしています。
遊びを金銭に変換される典型のような例で、1時間で書いた記事が5000円になったりする。
ただ納品した記事は自分のクレジットが残らないことが多いので、文章を自分のものとして扱いたい人には合っていないかもしれない。
まとめ・文章のマネタイズについて
今日は文章を金銭変換する方法を考えてみました。
やってみたい人はとりあえず個人ブログを開設するところから始めてみては。
ちなみにこのブログみたいにサイト形式にすると、グーグルの広告がいくらか稼いでくれたりもするのでホームページを作ったことがある人とかHTML・CSS・PHPなんかの言語に詳しい人とかはこの方法もありかも。
というかそもそもホームページレイアウトを弄れる技術があれば「コーダー」とか「エディター」としても遊べる。
この辺もアウトソーシングで自由に仕事を見つけやすい技術として知られている。
遊びは遊びにつながって、最終的に身を助ける。
そうなればもう毎日がpreciousだし、フランスにかぶれてしまえばみんなparisienneだし、マスターカードで買えないものはpricelessだろう。
思いつくとキーを叩く手が止まらない病なのかもしれない。

今日は冒頭で様々なリミットについて書いてみたけど、そもそも時間は有限で命にも限りがある。
そんなのみんな知っている。
知っているけど、大切な人がいなくなるその瞬間までみんなそれを忘れている。
そんなときは悲しかったり寂しい思いを味わったりもするけれど、どんな最期を迎えたとしても僕はその人なりのベストな人生が送れたんだと思うようにしている。
単純に”明日コイツと遊べなくなっちゃたな”って感じの感傷や後悔くらいにしておきたいし、どんな葬式に出ても基本的にはそう思うようにしている。
今のところ、自分はそんな感じ。
それに人間が永遠の命を手に入れてしまったら地球のキャパを簡単に超えてしまうだろう。
その状況で産まれてきた小さな命を祝福できるだろうか。してくれるだろうか。
生きることも死ぬことも、ほとんど同じくらいの希望や絶望を含んでいるのかもしれない。
「旅する時間がすでに報酬である」ってのはスティーブ・ジョブスの言葉だったっけ。
僕が個人的に人をリスペクトするポイントっていうのは、頭の回転が早かったり、仕事をバリバリこなしているような部分じゃなくて、
他人の立場に立てる想像力とか、日常の行動から見える勇敢さなんかに感銘を受けることがほとんどだ。
怒りのパワーで相手を言い負かして、断罪して、それで具体的に何かいい方向に変化が起こることって、実はほとんど無いと感じている。
だから、自分の信じる本当の知性を持った人たちにこれからも影響を受けていきたいと思うし、全然知らない遠くにいる他人でさえもそうであってほしいと願う。
きれいごとだろうか。わらわれるだろうか。わがままだろうか。
変だっていい。僕はこれからも旅する時間の中でたくさんの報酬を受け取りたいと思う。
そのなかで言葉や思考は最強の武器になる、だから勉強や遊びは人を助けるのだ。
そんな風に、いつか子どもに教えてやろうと思っている。


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